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2023年6月21日の投稿3件]

もうそろそろ今年半分終わるってまじ!!、!、??

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忙しい忙しいと言って、自分がどれだけ忙しいかを考えている時間こそ最も暇だという逆説

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『夜と霧』(ヴィクトール・E・フランクル)
この本を読んだことがないと言う私に、読むようにと勧めてくれた人が「泣かずには読めない」と言っていた理由がよく分かった。感動ではなく、あまりの重々しさと辛さ、そして崇高さに涙を流さずにはいられない。家族も友人もみな理不尽に殺され、今まで積み重ねてきた財産も地位も全て奪われ人格を完全に否定され、自分自身いつ死ぬかわからない状況で苦役に勤しむ終わりの見えない収容所生活を送る。これよりも辛いことなんてそう考えつくものではない。というかこのことを、「辛い」とかいう自分の日常的な語彙で表現するのも申し訳ない。でも、そんな中でも人間は人間らしくいられるということを彼は最も訴えたかったのだろう。先哲の言葉の引用もすごく心に響く。
「なぜ生きるかを知っている者は、どのように生きることにも耐える」(ニーチェ)
「わたしが恐れるのはただひとつ、わたしがわたしの苦悩に値しない人間になることだ」(ドストエフスキー)
...自己憐憫ほどくだらなく、そして卑しいものはないと痛感した。自分の苦悩に値する人間になります。そう胸を張って自分に言えるような人間になります。Close

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